旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

島根に行ってきました、その4

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#4433

#4434

#4435

稲佐の浜。
出雲大社は、時間の関係でパスしたけれど、ココだけはどうしても寄ってしまう。

まだ日は高かったけれど、空はオレンジ色に染まり始めていた。その色がとても美しくもあり、すこし寂しくもあり。
僕は景色の趣から旅情的になるとDont Look Back In Angerを口ずさんでしまう癖がある。


OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mmF2.8 PRO

島根に行ってきました、その3

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#4431

#4432



神魂神社
RICOH GXR/Voigtländer ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II
OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mmF2.8 PRO

島根に行ってきました、その2

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#4430



広瀬・亀尾商店
RICOH GXR/Voigtländer ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II

島根に行ってきました、その1

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#4429

 まだ日も落ちていないというのにその集落には人影はなく、ひっそりと静まり返っている。錆びついたとたん家屋と崩れかけている土壁の家屋の間には狭い路地が通っていて、置いてあるのか落ちているのかわからないガラクタのような日用品が乱雑に散らかっている。その隙間から顔を出して、僕の行動をうかがう野良猫が数匹。

 路地を抜けると漁港があった。停留船に掲げられた、「大漁」の景気のいい幟とは裏腹に、人気は無い。まるで集落の人間全員が神隠しにでもあったかのようだ。

 波打ち際まで歩いて、漠然とはるか向こうの水平線を眺めるていると「今、世界は僕一人だ。」そんな気にさえなる。

 身を引き裂くような冷たい風、それは水面を荒々しく揺さぶり幾重にも波という模様を作って、僕の足元まで押し寄せる。なすがまま、その身を上下に揺らしながら浮かぶ無人の停留船。

 飾り気もなく愛想もない。ざらついた景色がどうして、こんなにも僕の心を打つのか。



宇龍
OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mmF2.8 PRO

ナポリタン

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#4427

 
 「外食したらお店にお金を払うでしょ、家で食べたら美味しかったっていうの、それがお金なの。言わなかったら食い逃げと同じなの。」

とはドラマ「最高の離婚」で、専業主婦を演じた尾野真知子が夫役の瑛太に言い放ったセリフ。

 夕食を作る機会が断然多くなってから初めて、「美味しかった。」の一言が、作り手にとっていかに大切なのか、わかった気がした。