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湖南アルプス。

#5617


 2月に入って初めての登山。登り始めて30分でうっすら汗をかく。ずっと仕事で体がなまっていたから動きが鈍い気がする。

 花崗岩で形成された岩肌に取りつき、手や足をかけられそうなくぼみを探りながら登る。高所恐怖症の僕は岩場やはしご、鎖場が大の苦手だ。おまけに途中で小雨が降り、岩肌が滑る。落ちたらただでは済まない高さではあったので、ひやひやものの登山となった。やっとの思いでたどり着いた山頂は風が強く冷たくて、5分といられず早々の下山となった。

 険しかった岩稜地帯を抜け、綺麗な湿地帯の中を歩く頃には、雲の切れ間から青空が見え太陽が顔を出す。昔映画で見たアイスランドの景色とちょっと似ていて雰囲気が良かった。ため池の前にザックを下ろしインスタントラーメンを作って食べた。水面は時が止まったかのように動かず淀まず、鏡のように青空を映している。周囲は静かで時々風で草花が揺れるささやかな音がする程度。

 気分がいい。

 アルストは火力が弱いのでなかなかお湯が沸騰しなかったが、お預けを食らった分、ラーメンが美味しく感じる。無心でラーメンをすすっていると鼻がぐずりだす。何だか鼻腔がかゆい。

  どうやら寒さのせいだけではないようだ。



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2020.2

2019.12馬越峠から天狗倉山、便石山登山。MTBで林道ツーリングから島勝トレイルに行ってきました。その7



林道を走破した後は国道202号線を通って車をデポッた場所まで引き返します。その途中で島勝浦という集落を通りました。
まだ多少の時間はあったので寄り道気分で「何かあるかな?」とスマホでググってみると・・・。



 このようなものを発見。ここに行き着くにはどうすればよいのか、人気番組の「ポツンと一軒家」みたいな感覚で、がぜん興味がわいてきました。集落内に入り込みここへ続く山道を探しましたが全く見当たりません。結局自分で見つける事が出来ずに再びググってみると・・・。

 http://genki3.net/?p=126633→このような記事を発見しました。(興味のある方は検索バーに張り付けてごらんください。)

 どうやらここ島勝半島北部を海に沿ってトレースする形で、その突端にある岬の見張り小屋へと続くトレイルが存在するようでした。この島勝浅間山こと浅間さんはその途中にあるようです。
 ダート走行の疲れも忘れて、記事に書いてあるトレイルの入り口に向かいます。時刻は既に14時を少し回っていましたが、片道40分ほどで岬まで歩けるとの事でしたので急ぎ足で行ってみることにしました。

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 トレイルの入り口にMTBをデポって、行軍開始!
 トレイルには写真のような可愛いイラストの看板がたくさん立っていて、迷うことはほぼないでしょう。

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 一部勾配のきつい場所がありましたが、ゆっくり歩けば問題ありません。浅間さんにも参拝してその先の岬を目指します。
 場所が場所ですから、トレイルの途中では誰とも出会いませんでした。

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 所々、景色の良い場所があって熊野灘を拝むことが出来ました。

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 冬は日が暮れるのが早いので、やや駆け足で岬まで行って、急いで降りてきました。そのままMTBに乗って大急ぎで車を止めた場所まで戻りました。その途中で日が暮れ始め、夕日に染まるきらきらとした美しい熊野灘を見る事が出来ました。

 ・・・と、まぁこんな感じで1泊2日の登山&MTBダート走行&おまけのトレイル歩きというとても濃厚な時間を過ごすことが出来ました。今回の旅はグーグルマップよる発見で成立したところが多分にありました。今更ながらホント便利な世の中になったものです。

 2020年も、こんな感じで旅を楽しんでいきたいです。


馬越峠から天狗倉山、便石山登山。MTBで林道ツーリングから島勝トレイルに行ってきました。(了)


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RICOH GXR×Ai Nikkor35mmF1.4S

2019.12馬越峠から天狗倉山、便石山登山。MTBで林道ツーリングから島勝トレイルに行ってきました。その6



 今回は馬越峠周辺の山を登るのが目的でしたが、「それだけでは物足りないな。」と思いながら、グーグルマップで周辺にめぼしいものがないか調べていました。
 これは須賀利周辺の航空地図です。半島の西側に林道が南に向かって伸びているのがわかりますか?これを見つけた時に、すぐにMTBでロングダートを走ることを思いついて、すごく興奮しました。

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矢口浦という集落から、須賀利湾に沿って伸びる大根須賀利林道。これを通って尾鷲市の飛び地である須賀利集落へ向かいます。

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 最初は平坦でフラットな林道でしたが・・・。

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 そのうち道は勾配が付き始め、枝道に何度か出くわす羽目に。こんなところで迷いたくはないので慎重に道を選びます。

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 大きな石がゴロゴロしていましたが、セミファットのタイヤはそれをものともせず乗り越えてくれます。とはいえ、オートバイや車とは違うので漕ぎ続けるのも結構大変です。

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 所々視界が広がり、尾鷲湾が見えました。

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 全長10km以上はあったと思います。汗だくになりながらMTBを漕いでいると後ろからジムニーがやってきて、あっという間に僕を抜いていきました。

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 ゴールである須賀利の集落手前で大きな崩落個所があり、先ほどのジムニーはUターンを余儀なくされていました。が、MTBなら残された少しの路面を通り抜ける事が出来ました。

 アブナイ、アブナイ。(今更この距離を引き返すのはごめんでした。)

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 海辺までMTBを乗り入れて、休憩。
 ちょうど昼時だったので腰を下ろして、ザックに詰めていた菓子パンとコーヒーを食べました。


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2019.12馬越峠から天狗倉山、便石山登山。MTBで林道ツーリングから島勝トレイルに行ってきました。その5

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 尾鷲のイオンで食料を調達し、須賀利に向かう途中にある引本港付近の空き地で車中泊。僕の車は軽バンなんだけど、後部座席を前に倒してフラットにすれば荷台とつながって結構な居住空間が生まれます。
 荷台で折り畳みの机を展開し鍋を置きます。その中に袋に詰まったおでんの具を放り込みます。チューハイ片手にガスバーナーを使って温めたおでんをハフハフ食べます。ホント至福の時。生まれてきてよかった。(笑)

 外ではたくさんの釣り人が真っ暗な海に向かって釣り糸を垂れていました。

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 12月初旬でも寝袋を2枚重ねにして眠れば温かかったです。ただ明け方は冷え込んだので昼食用に買ったインスタントラーメンを朝食にして体を温めました。

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 助手席側にMTBを積んだ状態でも、僕一人なら運転席側で寝袋を広げて寝たり、胡坐をかいてご飯を食べるくらいのスペースはキープできました。軽バン最高、車中泊万歳。

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 ラーメンを食べたらIpadでユーミンのベストを聞きながら、外で歯を磨いて荷物を片付け、いよいよMTBを組み立てます。
 時刻は7時30分。行動食とパンク修理キットを詰めたザックを背負いMTBにまたがります。登校途中の高校生達が珍しいものでも見るかのように僕の方を見ながら自転車で通り過ぎていきました。

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 太陽が昇ると気温が上がってきてぽかぽか陽気。風も止んで、穏やかな熊野灘のきらきら光る水面に目を細めながら、海沿いの道をゆっくりとしたペースでMTBを漕いでいきます。

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 潮風で錆びついた自販機で、三重県限定の缶コーヒーをゲット。

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 いよいよMTBによるダート走行の開始です。



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2019.12馬越峠から天狗倉山、便石山登山。MTBで林道ツーリングから島勝トレイルに行ってきました。その4

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 天狗倉山から便石山での尾根道は途中から、しつこいほどのも木の階段歩きに変わります。

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 登っても登っても階段、階段・・・。たかだか標高600mにも満たない山なのに、なかなか山頂に着きません。嫌気がさして何度か休憩を挟みました。木々の隙間から見える熊野灘に心を癒されました。

#5528

 トレッキングポールはあった方がいいですね。なしで歩くより断然、足の力が温存される感じです。ポールを先につきながらペーシング、そしてそれに続くように足をあげていくと結構速いペースで登っていけます。
 
#5529

 12:00、便石山山頂へ。天狗倉山から1時間30分ほどかかりました。
 山頂から少し下ったところにある斜面から突き出た巨岩。通称「小象の背。」見たまんまですね。この突端に登れば尾鷲の街並みが一望です。・・・が高所恐怖症の僕には、1/3程度のところで精一杯。これ以上は足が震えて無理でした。この上でジャンプしながら己撮りする輩もいるのですが、とても信じられません・・・。

#5530

 適当な空き地で昼休憩。アルストでお湯を沸かして温かい味噌汁を作ります。行動中は暑くても止まると寒いこの季節、温かい飲み物は必要です。

#5531

 アルストとバーゴのヘキサゴンストーブの組み合わせは最強ですね。軽いので携帯しやすいし、ストーブの風防効果で火力の弱いアルコールでもすぐに沸く。燃料も使えば無くなって軽くなっていきます。強者になると○○mlのお湯を沸かすのに○○mlのアルコールが必要という事を熟知して、それ以上の量を持たない事も。恐るべし、UL(ウルトラライト)思考。

#5532

 便石山から林道経由で下山開始。登りで散々僕を苦しめた階段は無く喜んでいたら・・・。

#5533

 結構がれていて、大変でした。

#5534

 途中の沢水で顔を洗います。火照った体にひんやりした水が心地よいです。

#5535

 無事下山。15:30車を停めた道の駅まで帰還。
 行動時間6時間48分(休憩時間込み)、距離11.4kmでした。