旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

滋賀の廃村を巡ってきました。その1

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

#3311



RICOH GXR/ノクトン35ミリ
多賀・落合集落 2016.6

滋賀の廃村を巡ってきました。その2

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

#3312

#3313

#3314

#3315

#3316



RICOH GXR/ノクトン35ミリ・GRレンズ28ミリ
多賀・落合集落   2016.6

滋賀の廃村を巡ってきました。その3

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

#3317

#3318

#3319

#3320

#3321


ひこにゃんで一躍有名になった滋賀県彦根市。
彦根市の中心部から少し離れた多賀という地域にあって鈴鹿山系北部に位置する霊仙山のふもとは非常に山深い。山道は蛇のように細くうねっており、道路整備が行き届いていないのか落石があちこちに散らばり、道自体は周囲の雑草に呑みこまれそうな状態。雑木林に覆われ、昼間でも薄暗い。

そこを抜けると、いくつかの廃村が存在している。
僕が今回訪れたのは、落合、入谷、向之倉集落。いずれの集落も無人となって人の手が入らなくなって以降は、家屋の劣化が進み、屋根が崩れ落ち、ガラスは割れ、壁にはまるで家屋を飲み込もうとしているかのように蔦が這う。

雨の中、人のぬくもりを失った家屋の中を覗き、壮絶な朽ち果てように目を奪われる。
被写体としてはとても刺激的ではあったけれど、シャッターを切りながら、あまりいい気持ちがしなかったのは、きっと「クマ注意」の看板を見たからだけではないと思う。


滋賀の廃村を巡ってきました。(了)



RICOH GXR/ノクトン35ミリ
多賀・落合、入谷集落   2016.6