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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

同僚と伊勢に行ってきました。その1

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 この歳になってくると、周りも僕自身も忙しくてなかなか予定が合わないので、一緒にツーリングしようなんていう贅沢はなかなか叶わない。かといって、趣味を同じとする知らない人たちのコミュニティに参加しようという気力も湧いてこない、っていうかもはや億劫。

 仕事以外では殆ど人付き合いのない日常を送る僕には、忘れてた頃に連絡をくれる、2つ下の同僚がいる。この日も彼の急なお誘いに乗って伊勢に行ってきた。



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同僚と伊勢に行ってきました。その2

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 仲間内でツーリングに出かける時は、一番ツーリング経験が多い僕がルート作成から宿泊先の予約、その土地のB級グルメを食べさせてくれる店を調べる事が多い。勿論列の先頭を走ってみんなを誘導する機会も多い。

 マスツーリングでも5人を超えてくると、大名行列のようで壮観な感じになる。その先頭を走るはなかなか気分がいい。その反面、バックミラーで仲間がついてきているか確認しながら、走るペースが速すぎないか?遅すぎたりしないか?疲れていないか?休憩をいれたほうがいいか?と結構神経を使う。

 彼は僕の2つ下の後輩なんだけど、男にしておくには勿体無いくらい気が付く男で、2人の時は自ら先頭を走って僕を誘導してくれる。地図とにらめっこしながら走るわずらわしさから解放されて前にいる彼だけを追って走ればいいので、申し訳ないくらいに楽なのである。また、ご飯に興味のない、お金をかけたくない僕と考えが似ていて、昼飯はいつもファストフードかコンビニ、もしくは安いB級グルメ。こういった感覚が似ていることもストレスにならなくて楽だ。

 彼とはこんな感じでもう10年くらいお付き合いしている。これからも続けばいいなぁと思っている。

 この日は彼の誘導でおかげ横丁の赤福氷を食べた。まだ6月の初旬だったけど、蒸し暑い日だったので、器を持った時に掌に伝わるかき氷の冷たさがとてもうれしかった。ココを選んだ感覚も気遣いのできる彼ならではの選択なんだと思う。
 スプーンで氷をさくさくやると、中にはたっぷり詰まった餡子の感触が伝わってくる。「なるほど、こら赤福氷だ。」なんて、妙に納得しながら、今年初めてのかき氷を口いっぱいにほおぼった。途端にあの子供の頃に何度も経験した、耳のやや後方付近に、きーんとした鋭い痛みが走った。


同僚と伊勢に行ってきました。(了)


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