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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

山陰海岸ジオパークトレイルを歩いてきました。その1

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#5349

 山陰海岸は世界ジオパークの認定を受けており、その範囲は京都府の京丹後市から、兵庫県豊岡市、香美町、新温泉町、鳥取県、岩美町、鳥取市にまたがり、山陰海岸国立公園を中心に、京丹後市の東端から鳥取市の西端まで、東西約120km、面積は2458.44㎢1)に及ぶ。
 その特徴としては、「日本海形成に関わる火成岩類や地層、日本海の海面変動や地殻変動によって形成されたリアス海岸や砂丘をはじめとする多彩な海岸地形など、貴重な地形・地質遺産を数多く観察できること。」2)である。

 今年の5月にオートバイでこの山陰海岸の沿岸部をトレースしたが、その風光明媚な姿に心を打たれ、出来れば、時間をとってもう一度訪れてみたいと思っていた。そんな時に偶然、この山陰海岸ジオパークトレイルの存在を知って、いてもたってもいられなくなり、今度はオートバイではなく、自分の足で歩いてみる事にした。

参考文献
1).2)2008.山陰海岸ジオパーク推進協議会 山陰海岸ジオパークとは http://sanin-geo.jp/info-index001 最終閲覧日2019/9/24


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山陰海岸ジオパークトレイルを歩いてきました。その2

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#5350

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#5353

#5354

 「トレイル」という言葉をご存じだろうか。

 トレイルとは登山道や自然遊歩道などを差す。近年、ハイキング、トレイルランニングの実践場所として、日本各地でトレイルの整備が進んでいる。この山陰ジオパークトレイルは浦富海岸や鳥取砂丘、中国自然遊歩道などを通過する約143kmのロングトレイルである。

 ロングトレイルは数日かけて踏破することが定石であるが、生憎僕に許された時間は2日間。しかも2日目の夕方には自宅に戻る必要があった。時間に限りのある人は、何度かに分けて歩く事になる。今回、僕が歩いたコースは初期の設定コースである(山陰ジオパークトレイルは現在もどんどん距離が伸びている。)JR山陰線「東浜駅」から浦富海岸~鳥取砂丘~摩尼寺~JR鳥取駅の区間、約33kmである。

 僕には33kmの行程を集中して歩いた経験などなく、まして地理に不案内なうえに、自然遊歩道や登山道も歩く事、午後には鳥取を離れて自宅に戻る事を考えると時間の余裕が欲しい。そう考えると、前日に鳥取入りするのが望ましいと考えた。

9/18
20:00 
 仕事を終え、帰宅。あらかじめ用意していた荷物をザックに詰める。
22:00 
 京都の自宅を出発。真暗な9号線を鳥取に向かって車を走らせた。
9/19
02:30
 鳥取駅着。駅前のコインパーキングに車を停めて、始発まで車内で仮眠。
05:24
 JR山陰線浜坂駅行の始発に乗車。
05:53
 東浜駅着。下車して目の前は日本海。薄暗くまだ誰もいない海岸線からのスタート。


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山陰海岸ジオパークトレイルを歩いてきました。その3

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#5355

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#5356

#5367

#5368

06:10 
 山陰海岸ジオパークトレイル コース1に取りつく。まだ夜も明けきらず、日本海から吹く風は思ったより冷たい。波が高くてもう秋の海辺と言った感じ。砂浜には異国からの漂流物がちらほら。
 持ってきたウインドブレーカーを着こんでスタート。一歩踏み出すたびにブーツが柔らかい砂浜に埋まってしまって思ったより歩きにくい。10分ほどで、大汗をかいてしまって、直ぐにウインドブレーカーは必要なくなってしまった。


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*当記事の作成に当たり、参考にしたホームページはこちらです。

山陰海岸ジオパークトレイルを歩いてきました。その4

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#5370

 一人旅のいいところは、ワクワクして高揚している自分をおさえなくても良いところ。水を差されないところだ。
 そして、疲れて話したくない時はずっと黙っていれば良いところ。周りの空気を読まなくていいところだ。



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山陰海岸ジオパークトレイルを歩いてきました。その5

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#5375

#5374

#5373

#5371

#5372

6:45
 海岸線を歩き、大羽尾という集落よりコース1に設定されている中国自然遊歩道に入る筈が、その入り口がわからなくて、集落の中を行ったり来たり。龍神荘という民宿の裏口付近に入り口を発見。
 人気がなく、薄暗いうっそうと茂った雑記林の中に入るのには少々勇気がいる。踏み後はしっかりあるものの、人の往来はあまりないのだろう、あちらこちらに蜘蛛の巣が張っていて、トレッキングポールで振り払いながら歩くことになった。
 ところどころに設けられた休憩所で行動食に手を付ける。ただ歩くという行為も結構お腹がすくものだ。
7:46
 雑草に覆われて先が見えない道を海に向かって下ると熊井浜。周囲は小高い岩壁に囲まれた、まるでプライベートビーチの様だった。


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*当記事の作成に当たり、参考にしたホームページはこちらです。