春の足音
水仙を撮りに出掛けた先で、梅が咲いているのを発見。
一月の後半からようやく冬らしい気候になってきたなぁと思っていたけれど、どうやら春の足音も聞こえ始めている模様。
OLYMPUS OM-D EM-1/ズイコーデジタル40-150ミリ
2016.2
水仙を撮りに出掛けた先で、梅が咲いているのを発見。
一月の後半からようやく冬らしい気候になってきたなぁと思っていたけれど、どうやら春の足音も聞こえ始めている模様。
3月に入るまで、オートバイは走らせないつもりでバッテリーを外したのだけれど、
ふってわいた連休に居てもたってもいられずに・・・。
淡路島に水仙を見に行ってきました。
Nikon F2/ニッコール24ミリ Kodak Tri-X
岩屋 2012.1
OLYMPUS PEN-FT/ズイコー38ミリ Kodak ゴールド200
岩屋 2012.1
Nikon F2/ニッコール24ミリ Kodak Tri-x
岩屋 2012.1
Nikon F2/ニッコール35ミリ Kodak Tri-X
岩屋 2012.1
OLYMPUS PEN-FT/ズイコー38ミリ Kodak ゴールド200
淡路市 2012.1
この時期の花と言えば水仙。
関西地区の水仙の名所と言えば、淡路島の灘黒岩水仙郷。
僕はこの時期になると、水仙を見る為に淡路島に行く。
交通手段はオートバイだったり、車だったりなんだけど、勿論淡路島は水仙だけでなく、岩屋や洲本、福良などの絵になる港町も多い他、海岸線にはふと足を止めてみたい景色が広がっているので、気軽に駐停車できるオートバイで行く方が良いように思う。
そういうことで、今回はオートバイで淡路島を周ったのだけれど、過去の写真を含めてアップして行きたいと思う。
世界平和観音 別名「迷惑観音」
淡路島玉ねぎ特売所
海岸線の集落にて
わかめの天日干し
ヤシの木
淡路島を走っていると、時々妙な違和感に襲われる。
国道を走っていると突如、高さ100Mの巨大観音が姿を現したり、鄙びた漁港の向こうに派手な遊園地が見えたり、海岸線に取ってつけたようなヤシの木。
明らかに周囲の環境とマッチしていないのだ。
この後に訪れる立川水仙郷なんかはその代表格。
それはそれで面白いのだけど・・・。
淡路島一の賑やかな街、洲本に寄り道。
洲本と言えば温泉だけど、カメラを持って歩くなら昭和の雰囲気が色濃く残る本町商店街がお勧め。
僕の場合は、誤って商店街にオートバイを乗り入れてしまったおかげで、オートバイまで持って(押して)歩く羽目になってしまったのだけれど。
商店街で、昼食はここでと目をつけていた食堂は若い女子達で賑わう。
オートバイ用の小汚いウェアで入るには気が引けて、結局ご飯にありつけず。
空腹のまま先へ進む事に。
洲本から友が島水道を横目に南下。
途中、砕石所?や造船所、鄙びた漁港なんかを見ながら走る。
立川水仙郷へと続くつづら折れの道沿いには怪しい看板がいくつも見られます。
いかにもB級スポット感満載です。
以前に一度立ち寄りましたが、UFO神社や秘宝館、怪しい看板の建てられたアーチェリーなんかがあって、あまりのくだらなささに笑いが止まらない、水仙そっちのけの本当に謎のパラダイスです。
灘黒岩水仙郷に飽きた方は一度足を運ぶんで見るのもいいかもしれません。
今年の灘黒岩水仙郷は、先日の大雪の影響で、殆どの水仙は押しつぶされてしまい見事にお辞儀状態。
例年であればこんな感じなんだけど・・・。
仕方なく、状態の良い水仙を見つけて、何枚か写真におさめました。
灘黒岩水仙郷に一時間ほど滞在した後は、福良方面に向かって更に南下。
福良から道の駅うずしおに向かう「渦潮ライン」は緩やかなアップダウンとカーブを繰り返すので、オートバイで走るのになかなか楽しい道。
道の駅うずしおでは淡路島バーガーを食べる。
その後は展望台から鳴門大橋を眺める。あの橋を渡ると四国に行けるんだなぁといつも思いながら、ここでUターンをする。
そういえば去年は一度も四国に行かなかったなぁ、なかにしでうどん食べたいなぁ、と独り言をつぶやきながら。
播磨灘を見ながら国道31号線を北上する頃には日が沈み始める。
31号線はサンセットラインと呼ばれるだけあって、夕日が綺麗。
冒頭で書いた通り、この時期に何度も淡路島に足を運んでいるのだけど、大体コースは決まっていて、ゴールはいつも育波漁港。
育波漁港に何があるわけではないのだけど、つい「育波」という名前につい惹かれてしまって寄り道をしてしまう。
誰もいない漁港にオートバイを停めて、煙草を一本。今日の余韻に浸る。
この時期にオートバイで遠出するのには結構気合がいるんだけど、走り出してしまえば、あまり苦にならない。
気候的に気持ちの良い春や秋とは違うけれど、冬の渇いた冷たい風を切りながら、オートバイを走らせるのもなかなか悪くない。
淡路島に水仙を見に行ってきました。(了)
僕の中で、1月に淡路島に水仙を見に行く他にも恒例になっているのが、この時期に北野天満宮へいく事。
この時期の北野天満宮と言えば勿論、梅だ。
この日は、すっきり晴れていて空も綺麗だったし、平日だったおかげで観光客も少なくてゆっくり梅を見る事が出来た。
梅を必死になって撮っていると、僕の後ろを通りかかった女性が、「今日は人も少なくて良いね。普段だったら凄い人ごみでゆっくりできないし。何よりも梅のいい匂いもするし。いつもは沢山の女性がつけてる香水のせいで、梅のいい香りが消えてしまってるから。」なんて事を話していた。
「なるほど、撮る事に夢中で、梅の匂いなんて気にも留めなかったな・・・。」と少し反省して、鼻をすすってからゆっくり深呼吸。
すると梅の爽やかないい香りが鼻孔をくすぐる。・・・途端にくしゃみ連発。
ああそうだ、匂いに気付かなかったのは鼻が詰まってるからだ。こりゃ寒いからじゃなくて花粉症のせいか。
そろそろアレロックを飲みはじめないと・・・。