峠道
11月下旬。
オートバイで岐阜のとある集落へ連柿を見に行った帰り。予想外の雨に降られ、路肩にオートバイを停めると急いで合羽を着こんだ。
幸い、雨はすぐに止んだが、オートバイを走らせると雨水をしっかりと吸い込んだグローブが風に冷やされ、指先はジンジンと割れるように痛くなった。
今年もまた、オートバイ海苔には辛い季節が来たことを肌で知った。
OLYMPUS OM-D EM-1/ズイコーデジタル12-40ミリ
2015.11
11月下旬。
オートバイで岐阜のとある集落へ連柿を見に行った帰り。予想外の雨に降られ、路肩にオートバイを停めると急いで合羽を着こんだ。
幸い、雨はすぐに止んだが、オートバイを走らせると雨水をしっかりと吸い込んだグローブが風に冷やされ、指先はジンジンと割れるように痛くなった。
今年もまた、オートバイ海苔には辛い季節が来たことを肌で知った。
木津川沿いで見つけたカラフルなマンション。
対岸から見ると、鮮やかな外壁の色が夏空に映えて、とても良かった。
過去の記事に登山にはまっていた時期があると書いたが、自転車にもはまっていた時期がある。
とは言っても折りたたみの安い自転車だったけど。
自宅から一日かけて遠くまで出かけたり、車に積んでしまなみ海道や長野まで出かけたこともある。
これは春日山原生林の山道を漕いで若草山山頂を目指した時の写真。
なんで自転車なんかで山を登ってるんだと思うけれど、あの時は忘れたいことがあって、何かに集中する事で考えないようにしようと、必死で自転車を漕いでいた事を思い出した。
汗だくになって自転車を漕いでる時はそれに集中できるから良かったんだけど、少し休んだりすると、疲れているせいか、あの事が余計に頭をよぎり、気持ちが塞ぎがちになった。
今思えば、あんまり効果なかったなぁ。
10月は気候的に過ごしやすかったですね。
肌寒い日もありましたが、気温が下がる分、空気中の水分含有量が少なくなって空気は澄み、景色がとても美しく見える季節でもあります。
そんな景色の中、オートバイに乗って、目についたものを写真に撮るという行為は、僕にとって最高の贅沢でもあります。
今回は秋の風物詩、ススキの名所でもある兵庫県は砥峰高原に行ってきました。
ルートについてですが、京都から砥峰高原に向かう場合、名神高速道路から中国自動車道、播但連絡有料道路と非常に都合の良いルートがあります。
が、それでは単調で面白くないと思い、今回もなるべく下道を走る事にしました。
京都市内の渋滞を避ける為、最初は名神高速道路を使いますが、京都縦貫道に入り、千代川ICで降りれば、国道372号線、通称「デカンショ街道」へとつながります。
デカンショ街道は亀岡から姫路を結ぶ一般国道ですが、道幅も広く、交通量も少ない為、非常に走りやすい国道です。鄙びた農村集落を繋ぎ、時には広大な田園地帯の中を走る為、たわわに実った柿や畑一杯に咲く淡い色合いのコスモスなど、目に飛び込んでくる景色は非常にやさしいものでもあります。
また、途中には国重要的建造物群保存地区に認定されている篠山市の河原町妻入商家群や福住地区があり、とても興味深い国道です。
篠山市福住
篠山市福住
篠山市
篠山市河原町妻入商家群
篠山市河原町妻入商家群
コスモス畑
コスモス畑