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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

フィルムPENについて。その1

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

#4538

 昨年、沢山持っていたフィルムカメラをそれぞれ売却して整理したのだけど、その中で唯一手放した事を後悔したカメラがPEN。

 PENについて少し説明しておくと、PENは1959年代に35mmフィルム1コマで2枚撮れるいわゆるハーフカメラ(フルサイズは横35mm×縦24mm、ハーフはその半分で横17mm×縦24mm)としてオリンパスから発売されたものです。PENシリーズはレンズ固定式を含めると種類は沢山ありますが、レンズ交換式のPENは、F、FT、FVの3種類のみです。この3種類の違いは内蔵露出計、セルフタイマーの有無です。
 ハーフカメラというどこか軽い雰囲気に受け取られがちですが、PENの金属製ボディは手に取ると、ビックリするほどにずしりとした重みがあります。凹凸が少なくよくまとまったデザインは秀逸で、当時のフルサイズ一眼レフに負けない質感の高さが伺えます。
 今現在、発売されているデジタルPEN-Fもこのデザインを踏襲しており人気を博していますが、液晶画面やファンクションボタン、モードボタンなど、ごてごてしたものがついていない(つける必要がなかった)フィルムPENの方がすっきりして好感が持てます。この質感は、今のカメラではなかなか味わえないものであると思います。

 が、手放した事を後悔したのはこれが理由ではありません。もちろん1コマで2枚撮れるというハーフカメラのお得感でもありません。(デジタルなら何枚でも撮れる時代ですしね。)

 長くなりそうなんで、次に続きます。

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