FC2ブログ

小さなタンデマー

#5722

 車検から戻ってきたオートバイに次男を乗せて、ちょっと牧場までアイスを食べに行ってきた。

 長い梅雨が明けて以降、連日の猛暑で青空に入道雲万歳だ。市内はやや混んでいて信号待ちの度に、アスファルトからの照り返しを受けると、むせかえるような暑さにクラクラして、はやくはやくと信号が青になるのを待つ。
 20分程で田舎道に出て、道が空きだしたのでスピードをあげる。風が気持ちいい。左手で次男の手を僕の腰に誘導ししっかり手を回すように指示する。
 
 そして更にアクセルを開ける。
 体にため込んだ熱気を置き去りにして。

 山間の峠道に入ると、コーナーが連続する。
 コーナーでは、なるべくパーシャルのまま路面に荷重をかけ路面をつかむ。
 オートバイを寝かし、出口では、しっかりとアクセルを開ける。
 オートバイが立ち上がると共にマフラーが図太いエキゾーストノートを吐き出す。
 それに比例するかのように、おとなしく後ろに乗っていた次男もヘルメットの中で興奮気味に大声をあげた。ヘルメットの中では大汗をかいてるに違いない。
 右に左に、僕らとオートバイのヤジロベーが始まる。

 牧場入り口から奥の牧舎までまっすぐ伸びる砂利道がある。途中たくさんの野良猫が道を占拠していて、オートバイが近寄っても知らん顔で寝そべったまま逃げようともしない。砂利道の左右には白い板の柵がしてあって、向こうにはヤギに羊に、ポニーまで。

 牧舎に併設されたカフェでアイスを注文。カウンターで受け取ったアイスを持って店外のベンチに座って食べていると、アイスはあっという間に溶け始める。大汗かきの次男は口の周りに沢山のアイスを付けながら、それだけでは飽き足らず、搾りたての牛乳までせがんできた。アイスを食べたばかりだというのに、コップ一杯の牛乳を勢いよく喉を鳴らして飲む次男を見ながら、帰りは少し遠回りして帰ろうかなと、考えていた。


SONY DSC-RX100M4
2020.7

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://yasu1995.blog.fc2.com/tb.php/1565-129aa974