ハイキング(2)
荷物をどれだけ軽くできるか、今はそれをよく考える。
荷物が軽ければ軽い程、踏み出す一歩が軽快で、どこまでも行ける様な気持ちになれるからだ。
飲料水は500mlペットボトル×2本+ウォーターコンテナ1000ml=2000ml。体重1kg辺り30mlとして2000mlの水分は削れない。小分けにするのは容器が破損してすべての飲料水を失うのを防ぐ為で、ポピュラーなナルゲンボトルは100g以上あるのに対し、イロハスのペットボトルなら驚異の10g。使わない手はない。アルコール燃料は200mlの水を沸騰させるのに20mlもあれば十分なので2回分のみ、メモリの付いた子供の飲み薬用プラボトルに入れる。クッカーもパスしてチタンのシエラカップのみ。食料も自身で握ったおにぎり以外は粉末のスープの素やコーヒー、カロリーメイト程度とストイックな感じで。快晴でもレインギアは持つがポンチョ程度にする。
荷物を軽くする=闇雲に減らすという事ではなく、本当に必要なものは何かという事を考える事でもある。
荷物が軽くなると、何かから解放されたような感じになって気持ちまで軽くなる。
ミニマリストの気持ちってこんな感じなのかな。