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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

東北に行ってきました。(11)

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

東北に行ってきました。(11)
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秋田・鹿角市八幡平 後生掛温泉

雨は降ったり止んだり。合羽を脱ぐタイミングがつかめない。
十和田湖をぬけ鹿角市、さらに下って八幡平。ここで大雨。合羽はもう効果がないのでコンビニに避難。

公衆電話にはSRの男。携帯を落として、登録していた宿泊先のホテルの連絡先が分からないと。
時刻は16:00をまわっていて、僕も思い出したかのように宿泊先を検討する。

雨の中、テントを張るのはもう面倒なので、適当に宿をとる。

今夜はアスピーテライン途中にある後生掛温泉。店員は皆、素敵なくらいに愛想が良くて、説明が丁寧。
後生掛温泉のオンドル宿舎は地熱で、廊下も炊事場も部屋もみんな蒸し風呂状態。畳の上ではごろ寝できずにロールマットをひく。

でも暑い。

たまらず宿舎の外に出ると、年配のハーレーの男に声をかけられる。
部屋は常時、窓とドアを開けておくのだと。

「洗濯物もよく乾くよ。」と洗剤を分けてもらう。
炊事場の二層式洗濯機をウォンウォンまわす。

洗濯物を抱えて廊下を歩くと、左右に並ぶどこの部屋もドアを空け放っていて、中には布団の上で干からびてるんじゃないかと思っちゃうくらいに眠っている老婆や、自宅のように荷物が並んだ長期滞在者。

風呂は酸ヶ湯温泉に負けないくらい、雰囲気のいい風呂だった。

夜、相変わらずロールマットをひいていても背中は熱いのだけど、窓からは冷たい風が入ってきて、胸やお腹は寒かった。


RICOH GXR/50ミリ、28ミリ
2014.8

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