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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

信楽(1)

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

#2309

信楽(1)

図書館で借りた、安西水丸さんの「スケッチブックの一人旅。」という本に感化されて、信楽に行ってきました。
信楽を訪れるにあたり、水丸さんは交通手段にJR琵琶湖線~草津線を利用されました。

「僕の旅の楽しみの一つに、知らない町を車窓から眺めることにある。」1)と水丸さんは書いておられます。
車窓から見る、密集した家屋や細い路地。道端で立ち話をしている大人達、ふざけあってる子供達。川の土手やそこにかかる橋。時には雨が降って車窓を濡らす雨。何もかもがきっと旅情を掻き立てると思います。

僕もそういった旅情溢れる旅には憧れを抱いていて、過去に一度、城崎まで電車で4時間かけて訪れたことがありました。が、座席に座っているとお尻が痛いし、眠くなって車窓から外を眺める事はできないし、何よりもじっとしていることが苦手な僕には、残念ながら性に合いませんでした。

昔から通信簿に「落ち着きがない。」と書かれていた僕は、オートバイを走らせたり停めてみたり、寄り道をしながらの方が性にあっていると思ったので、今回はカブに乗って信楽に行くことにしました。

1)安西水丸 1997.スケッチブックの一人旅,JTB.


RICOH GXR/28ミリ
2014.8 滋賀

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