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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

信楽(9)

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

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信楽(9)

色々な表情を見せる窯元散策路を歩いていると、とにかく目につくのがたぬきの焼き物です。
たぬきは「他を抜く。」と言う意味で商売繁盛の縁起物とされており、「信楽=たぬき」というイメージが定着しています。それだけに、タヌキだけで埋め尽くされている陶器店が非常に多いのですが、初めて訪れた人は、少々ビックリされるかもしれません。

水丸さんは陶器に造詣が深く、この信楽では勿論の事、常滑や笠間など有名な窯元でも、色々な陶器店を巡る事を楽しみにされていました。僕には陶器の知識は無いのですが、他の街では見られない景色に出会えて、十分楽しかったです。

安西水丸さんの「スケッチブックの一人旅」は、水丸さんが電車で方々に出かけ、スケッチされた景色を掲載されています。そのスケッチは、正直うまいんだか下手なんだかわからないのですが、芸術がどうこうとか気難しいものではなく、柔らかい感じでその場の雰囲気はとても伝わってきます。

それに誘われて、僕もこうして信楽に行こうなんて思ったのですから。

また陶器だけでなく、歴史文学にも詳しい水丸さんのガイドブックのような文章を読んでいると、 無知な自分を恥じるとともに、それらを知りながら旅をすると、もっと色々な事を感じる事が出来て楽しいのだろうなと思いました。


RICOH GXR/50ミリ
2014.8 滋賀

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