FC2ブログ

旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

記録と記憶

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

#2725

先日の御稚児さんの写真を親戚に、そしてとびしま海道の写真を、共に走った男の子の母親に、それぞれプリントして手渡した。
双方、とても喜んでくれて僕も嬉しかった。

特にとびしま海道を一緒に走った男の子は、写真を眺めては、その時の事を思い出しているようで、それを傍で見ているお母さんから「また行きたがってるから、その時はよろしくお願いしますね。」と笑顔で頼まれた。(なのに道端でラーメン食べる事なんか教えてごめんなさい。)

男の子の様子を聞かされたその日から、僕は自分が旅の中で撮った過去の写真の中で、「これは。」と思うものを、殺風景な自室に飾り始めた。
他人から見れば恥ずかしいくらいに大した写真はないのだけど、自身はその写真を見る事で、その時の天気、気温、湿度、その時の気持ち、出会った人達の事を容易に思いだす。そして楽しくなったり、恥ずかしくなったり、ちょっと感傷的になったり。

今更ながらに、写真は記録であるだけでなく、記憶でもあるという事を実感している。



Nikon F2/ニッコール50ミリ Kodak Tri-X
2009.1

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://yasu1995.blog.fc2.com/tb.php/384-16835b79