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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

喫茶&スナック「サンパロ」のボルガライス

Posted by yasu1995 on   2 comments   0 trackback

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福井県越前市武生地区のご当地グルメ、「ボルガライス」。

なんでも30年前から存在しているのだそうですが、その名前の由来や起源などは諸説があって、本当のところははっきりしない、謎の多いご当地グルメです。

「ボルガライスあり〼」の幟を挙げたお店でいただく事ができるのですが、ネット上では結構な数のお店がアップされていて、それぞれに特徴があります。

ボルガライスは、オムライスの上に、とんかつ、ソースが重なり合ったものがスタンダードのようですが、お店によってはオムライスがピラフだったり、とんかつがコロッケだったり、ソースがマヨネーズとかケチャップなんて、まぁ、「ボルガライスはこう!」という決まりはない・・・のだと思います。

その中で僕が今回訪れたのは、喫茶&スナック「サンパロ」さん。
紹介記事によると20年以上前からボルガライスを提供している事から、スタンダードなボルガライスが食べられそうだと思い、ここにしたのですが・・・。

入り口はモロスナックで、昼間から入るのは少々気が引けました。「もしボルガライスがなかったら、何注文するねん・・・。」とドキドキしながらドアを開けると、すぐに横並びのカウンターがあって満席状態。
振り返ってこちらを見たお客さんは、みんなじいちゃんばぁちゃん。
皆さんの憩いの場所なんでしょうか(笑)

店内は昭和の雰囲気。BGMは演歌、壁には演歌歌手のポスター。ウエイトレスに案内された席はカラオケ舞台前の大きなソファー。

そこに座って待つこと10分。
出てきたのが写真のボルガライス。

お腹が空いていたので、写真を撮るなりすぐにスプーンを手にとり、温かな湯気を放つ卵に切れ目を入れる。
卵はふんわりという感じではなくて、しっかりと火を通している感じ。
味は普通のオムライスで、ネットでは具材に玉ねぎ、グリンピースの他に焼き豚をつかっていると書かれていたのに、僕のは魚肉ソーセージでした。

そのせいかな、味が淡白でした。

とんかつもソースもふつうのものだったので、期待していたものとは、「ちょっとちがったかな。」というのが僕の感想。

レジでお金を払い店を出ようとすると、カウンターに座っていたおばぁちゃんが煙草をくわえながら「ありがとね~。」と声をかけてきました。
そういえばこの店の紹介記事に、店主は、おばぁちゃんだと書いてあったことを思い出しました。

煙草をくわえながら他のお客さんと話している姿は、歳を重ねてもやっぱり「スナックのママ」って感じで、「ボルガライスを撮るよりこのおばぁちゃんを撮ればよかったなぁ。」と思いました。

ボルガライス、ごちそうさまでした。


RICOH GXR/ズイコー28ミリ
2016.1

Comment

星野 says... ""
yasuさんの「ごちそうさまでした」シリーズ。
私が食べた事のないものばかりで
とっても興味深いです。
「ボルガライス」も初めて聞きました。
たぶん私はこの店に入れませんから(笑)
yasuさんのおかげで、その土地の雰囲気に
触れることが出来て有り難いです。


2016.01.25 17:50 | URL | #- [edit]
yasu1995 says... "Re: タイトルなし"
星野さま、コメントありがとうございます。

いえいえ、B級グルメか珈琲、ラーメンに偏っていますから、あまり参考になりませんね(苦笑)

昔はどこにいってもコンビニで済ませていたのですが、この年になって、ようやく美味しいものを食べるととても幸せな気分になることに気付きました。
2016.01.29 15:14 | URL | #- [edit]

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