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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

ガソリンストーブ

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

#3327

2008年の夏。
とあるキャンプ場で、熊野灘を眼前にテントを張った。
このキャンプ場はオートキャンプ場でもなく、大した設備もなかったがロケーションの良さで一張り3000円というぼったくりの高さだったけど、歳よりかなり若く見られる僕と後輩は、大学生と勘違いされたおかげで(そりゃ平日の昼間からバイクを乗り回してればそう勘違いされても仕方ないか。)、学割が効いて一人1000円でテントを張った。

夜、熊野灘の上にぽっかり浮かんだ満月をフィルムカメラで撮った。露出がわからないから二人して何秒開けるかを相談しながら何枚も撮った。
その後は穏やかな波の音を聞きながら二人でビールを何本も空けて、テントにも寝袋にも入らず砂浜に寝転がって撃沈してしまったのも、今ではいい思い出。

写真は後輩が所有するガソリンストーブ。
派手な燃焼音とは裏腹に、意外にとろ火も使えて米を炊くのにとても良かった。
このガソリンストーブの名前を知っているあなたはかなりマニアックです。



Nikon F2/ニッコール50ミリ   FUJIFILM NEOPAN400 PRESTO
2008.8

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