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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

城崎にて

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2009年の暮れ。

カメラ好きの同僚と城崎に行った。
同僚が手配してくれた青春18切符を使って、京都駅から城崎まで。時間にして4時間くらいかかったんじゃないだろうか。

その時は、「とある大人の事情。」でそんなに明るい雰囲気で行ったわけではなかったのだけど、それでも写真を撮ったり、海を眺めたり、外湯に浸かって喫茶店でのんびりしたりと絵にかいたような旅行を楽しんだ。

帰りはまた京都まで長い時間電車に揺られた。
歩き疲れた同僚はすぐに眠ってしまい、持っていた文庫本も読み切ってしまうと何もすることがなくなった。

眠くもないので、仕方なく真っ暗な車窓に目をやった。
田舎の、何にもない真っ暗な景色に時々浮かぶ電灯や住居の灯りをひたすら目で追っていた。暖房が効きすぎで少しむっとした車内にいて、駅に到着する度に開くドアから入る、ひんやりとした新鮮な空気を感じるとなんだか気分が良かった。「カンカンカン・・・。」と徐々に大きくなって、車両の通過するとともに消えていく踏切の音を聞くと、電車通学をしていた頃が思い出されてやけに懐かしく感じた。

そんなどうでもいい事が今でも強く心に残っている。



Nikon F2 PhotomicA×Ai Nikkor24mmF2S・Ai Nkkor50mmF1.2S   Kodak Tri-X
RICOH GRDⅡ
城崎 2009.12

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