旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

冬の越前海岸に行ってきました。その6

Posted by yasu1995 on   3 comments   0 trackback

#3655

一月の中旬に襲来した大寒波の日に越前海岸へと車を走らせた。
越前海岸に厳しい冬の寒さと雪景色を期待していたのだが、寒いものの積雪量は思ったほどではなく、なんだか肩透かしを食らったような気分だった。

どうしても雪景色が撮りたかった僕は越前大野へと向かった。
三国から越前大野は思ったより近くて1時間だったか、それくらいで着いたのだけど、ここは凄まじい程の積雪量だった。
主要道路は除雪こそされているものの、道路脇に積まれた雪は僕の背丈をはるかに超えているし、あまり交通量のない脇道はふかふかの雪が積もっている。
それを見て、雪景色を望んできたものの、すぐに後悔した。
おっかなびっくりでハンドルを切って、踏み込まないように優しくアクセルを踏んでいるつもりでも、車体はあさっての方向に流れるしタイヤは空転するし・・・。雪上の運転に慣れていない僕は、何度肝を冷やした事か。

夕暮れ前に越前大野について、駐車場に車を置くと、ほっと一息。
カメラをぶら下げて、牡丹雪の舞う町を散策。

何枚かシャッターを切ったのだけど、今回の写真は越前大野に来ると僕が必ずシャッターを切る場所。

寺内通りでは、あちこちできりのない雪かきをしている人達を見かけ、何体か見かけたお地蔵さんは皆こんもりとした雪を頭や肩に乗せてとても寒そうだった。

街灯が灯る頃、僕は車に戻って再び、冷や汗をかきながら雪上運転を強いられる。
福井から高速道路を利用したのだけど、地元付近まで戻ってまさかの大雪、で大渋滞。

かなりの時間を費やして自宅に戻ると、気が抜けたのかものすごい肩こりを自覚する。
寒さの為か、慣れない雪上運転の為か。

いや、そのどっちもだろう。


冬の越前海岸に行ってきました。(了)



OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mmF2.8 PRO
越前大野 2017.1

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