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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

長野に行ってきました。その5

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

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 最初はね、ツーリング雑誌や旅行雑誌なんか読んだりしてね、おすすめポイントとか観光名所を見てたんですよ。たしかにたくさんの人が訪れる場所って、やっぱりそれだけの理由があって良い場所が多いです。カメラを持って、その雑誌と同じような写真を撮ることに必死になったり。

 でもそういうのも直に飽きてくるんですよね、回数を重ねると。
 
 既に開示された情報には当然のことながら、新しい発見がないというか新鮮味がないんですよね。知らない景色が見たい、自分だけの景色が見たいなんて好奇心を満足させようとすると、こんな風に訳の分からない地元の人しか通らないような田舎道やら廃道やら国道に入り込むようになるんですよ。大変ですよ、Uターンできないような道に入ってしまったり、急にダートになっちゃったり、地元の人に不審な目で見られたり。

 でもいいんですよ。

 たとえばね、1枚目の写真。この古ぼけた社、山奥の集落のなかでも一番高台にあったんですけど、どう見ても道がなくて、たどり着けないんですよ、ここまで。オートバイを捨てて歩いて探し回りましたね。結局民家の庭を通らないといけない変なつくりになっていたのであきらめましたけど。
 2枚目は峠のピークから集落を見下ろすと、家屋の屋根、わかります?俯瞰するとめちゃくちゃでかいんですよ。今度はその家屋のところまで下りて、下から見上げて見ると屋根が外に張り出していて、その大きさに圧倒されるくらいに。これはかぶと造りっていうんですって。
 3.4枚目はもう、どこで撮ったかわかりません。この時期っていい匂いがしますよね、あれ、なんの匂いでしたっけ、金木犀?田畑の藁焼きの匂いとかに誘われて、どんどん奥まで入っていった先にあった景色ですね。黄金色の稲と畦道の緑のコントラストにやられて撮った写真です。

 まぁ、家に帰って嫁さんや子供に「どこにいってきたの?」って聞かれても、めぼしい答えが見つからないのが、いつもの僕のツーリングですね。(笑)


長野に行ってきました(了)



RICOH GXR/Ai Nikkor35mmF1.4S
SONY DSC-RX100M4

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