晩秋のツーリングその2
この歳になってようやく地に足の着いた生活を送り始めたのはいいけれど、極端に自由が無くなった気がするのであります。今の僕の状況では、休日をすべて自分の為に使うなんて言うのは絶対無理な話で、自由な時間は朝、次男を保育園に送り出した後から、夕方のお迎えまでの時間くらいなんですが、まあ、洗濯やら掃除やら、夕飯の買い物なんかで時間をとられてしまうので、実質はせいぜい2~3時間くらいです。
その自由な時間は殆どオートバイに乗っています。時には気怠かったり気力がなかったりする事もあるんですが、その日にオートバイに乗らないと、休日なんだという気がしないんですよ。で、次の休日まで、指折り数えて待つ事になるのが嫌で嫌で、やはりオートバイには乗りたくなってしまうんです。
だから休日は昼過ぎからぷらっと出かけて、近場を走って帰ってくる。そんなことの繰り返しです。
若い頃は、可能な限り目いっぱいの時間を使って、なるべく遠くへ、そんな贅沢なツーリングを当たり前のようにしていましたが、その頃より今の方が、オートバイとの時間が濃密な気がします。
どういう事かというと、だらだら走ることが無くなったんですよ。時間にシビアになったぶん、貴重な時間だという認識が生まれましたからね。いや、貧乏性だからかもしれません。
とにかく、より走ることに集中するようになりました。これは非常にいいことだと僕は思っています。
RICOH GXR/Ai Nikkor35mmF1.4S/Voigtländer NOKTON Classic35mmF1.4
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