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旅とカメラとオートバイと

旅の悦楽

僕にとって旅とは悦楽だ。通信機器、移動手段が著しく発達した現代において、もう旅なんて呼び方は大げさなのかもしれない。それでも金泉寺や仁摩で出会ったおじさん達、長岳寺で僕の足元から離れようとしなかった野良猫、桜島フェリーの上で、少女と交わした視線。彼らと共有した時間は僕だけのものだ。もしかしたら誰が一度物語を完結させたのかもしれないその場所で、再び僕らが繰り広げるそれそのものが、僕にとっての「旅の悦楽」なのであります。

晩秋のツーリングその3

Posted by yasu1995 on   0 comments   0 trackback

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 僕にはオートバイに乗る時の格好にはこだわりがあって、とは言ってもそんなややこしいものではないのですが、とにかく革のライダースを着るという事です。僕の中でオートバイに乗る=ライダースを着るという事なんです。オートバイに跨る前に、ライダースのファスナーを胸元まで締め上げた後、袖口のファスナーもしっかり締め上げる。この動作で「よし、オートバイを今から走らせるぞ。」というスイッチが入るんです。

 ただ、寒いんですよね、ライダースって。防風性はあるけど防寒性はないので中に色々着込まないといけない。でもライダースはタイトなつくりになっているので、あまり着こむことが出来ないのです。だったらライダースを止めればいいだけの話なんですけど、それは出来ないのです。ライダースは当たり前だけどオートバイに乗る為に生まれたギアであって、僕はその機能美に惚れこんでしまっているのですから。

 この日のツーリングは、日中の最高気温が8度。山間部はもう少し寒くて5度くらい。もう冬でした。
 山を一つ越えて隣町にある、オートバイが縁で仲良くなった古着屋の店長さんのお店にいきました。この人もライダースが好きで、この時期にライダースは寒いという事は勿論知っています。だから、僕が寒さに震えながら来ると意地悪そうに笑うんですよ(笑)そんな店長さんと、「どうすれば暖かくライダースを着ることが出来るか。」について、あれこれ語り合いました。同じこだわりを持つ店長さんだから、話していてとても楽しいのです。バカバカしい内容ですが、今の僕にとってはとても大切な時間です。

 ま、話の結論はいつも、「冬もライダース!冬のオートバイは気合と根性!」にいう事になるんですけどね。


晩秋のツーリング(了)



RICOH GXR/Ai Nikkor35mmF1.4S

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